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RESEARCH
研究内容
RESEARCH: テキスト
核酸医薬の全身性デリバリーシステム開発
治療が難しい疾患等に対して、優れた治療効果が期待できる
次世代型バイオ医薬品である「核酸医薬」の開発を行っています
核酸医薬は、疾患の原因となる遺伝子を標的とするため、これまでの医薬品では治療が難しかった重篤な症状や、難治性疾患、遺伝性疾患などに対する治療を可能とする画期的な次世代型バイオ医薬品として期待されています。しかしながら、核酸は体内で代謝分解をうけやすいため、安価で薬効および安全性が高く、多くの患者様に使って頂きやすい形状の医薬品にするには、様々な化学修飾や製剤的工夫などが不可欠です。本研究では、難治性疾患に対する新規の核酸医薬開発を目指すとともに、核酸医薬を効率的に標的臓器や標的細胞に届けるための工夫や、経口製剤化の開発などを、様々な手法を用いた開発を多面的に行っています。

RESEARCH: 研究
血小板の質的・量的な異常に起因する
病態形成機構の解明
様々な病態の形成メカニズムの解明を目的とし、
私たちの身体の恒常性維持に重要な役割を果たす『血小板』に注目しています
血液中には、赤血球や白血球と共に『血小板』と呼ばれる細胞が多量に含まれており、血液凝固や血栓形成過程における中心的な役割を果たし ています。近年、血小板数の増減や血小板機能の異常は、心筋梗塞や脳梗塞の病因となる動脈硬化病変の形成や、免疫機能の異常など、様々な病態の引き金になりうることが分かってきました。血小板は私たちの身体の恒常性の維持に重要な役割を担っておりますが、未だ不明な点が多く残されています。本研究では、血小板の異常が引き起こす種々の病態の解明を目指し、特に『細胞外小胞』と呼ばれる血小板が放出する細胞間コミュ二ケーションツールに焦点を当て、日々研究を行なっています。

RESEARCH: 研究
リンパ移行性医薬品の開発
未だ不明な点が多いリンパ管系の全貌を解明し、B細胞性腫瘍の完全根治を実現する